ここ数年海外旅行の人気国であるベトナム。ベトナムと言ったらハノイ、ホイアン、ダナンなどなどスポットがたくさんあります。ちょっとした休みに有給を使っていく人も多いのではないでしょうか。
とはいえ物価高で飛行機の値段もどんどん上がっていっています。もしかしたら自分ですべて手配したほうが安いかも?と考える方が増えてきており、加えて旗をもあったツアーガイドについていくだけの旅行じゃつまらないと思っている方もいらっしゃるでしょう。
今回はそんな人たちに、元世界一周バックパッカーであり、現在も休みを使って頻繁に海外旅行に行っている管理人がベトナム旅のモデルコースを提案します!このモデルコースは日本からはホテルと飛行機さえ取っておけばOKなコースになっていて、さらには好みに合わせて泊数や場所も変えられますので、参考にしてみてください。
ベトナムの基本情報
まずはベトナムについて知っておきましょう。知っておくのと知らないのでは現地についてからの心構えが違うので覚えておいてください。基本情報としては通貨、治安とお役立ち情報となっています。
通貨や物価
ベトナムで使われている通貨はドンと呼ばれ、桁数が恐ろしく多いです。ですが、現地料金表などは0を3つ省略して書く事が多いので、本当に混乱しやすいです。
現在のレートで1000円が163000ドンくらいですが、そうなると「163」としか書かれてないので10円くらいかと思って安い!と思いがちです。実際物価は安いので日本よりは安いのですが、頭の中での計算が短期旅行の場合は中々混乱してしまいますのでご注意。表記だけではなくタクシーなども省略して値段を行ってくるので気をつけましょう。
ホテルは大体2000円位で良さそうな部屋を予約できますが、写真は大体盛られているので期待し過ぎは注意です。とはいえ安いことには代わりはないので、現地についてから探しても問題はないです。ただスムーズに短期旅行で旅をしたい場合は予約のほうが楽なのも事実です。
食べ物なども通常は基本安いですが、ホイアンなどの観光地、特にナイトマーケットでは基本高いです。日本並みの値段で食べてしまうこともあるのでよほど食べたいもの以外は観光地ではないところで食べておくのもいいでしょう。
治安
治安は総じて良いです。基本的には観光地などはナイトマーケットなどもやっており、明るい場所であれば女の子1人で歩いていても特に問題はないでしょう。ただ日本よりは少し悪いという心構えは持っておいてください。
ただ治安とは少し違うのですが、ハノイでは交通量がかなりおおくバイクなどにぶつかりそうになることもあります。バイクがかなり多く空気も良くはないので、そちらは注意しましょう。またハノイのナイトマーケットも基本人がごった返しているので、スリには注意しましょう。
お役立ち情報
まずはアプリについて。飛行機はTirp.comやSkyscanner、宿はBooking.comやagodaで予約しましょう。アゴダはアコタという偽物サイトも有るようなので気をつけてください。対策としてアプリをダウンロードしたほうがいいです。
また移動はタクシーを主に使うかと思いますが、東南アジアでの配車アプリといえば「Grab」というアプリです。こちらは日本でアプリをダウンロードしておき、アカウントを作って、クレジットカードも登録しておきましょう。そちらのほうがスムーズです。現地でないと登録できないという情報もありましたが、僕は成田でクレカ登録できました。これは必須アプリです。
Grabを使っておけば、話す必要もなく現金のやり取りも必要ありません。旅においてこれはかなりのメリットになりますので、是非とも登録しましょう。
ベトナム旅行のモデルコース(ハノイ・ホイアン・ダナン・ハロン湾)
それでは僕が実際にしたコースを紹介していきます。
Day1 成田-香港-ハノイ-ホイアンの大移動
という感じでした。成田から香港を挟んでハノイに行ったのは朝からハノイに着いて観光地を回りたかったからです。ただハノイ美術館などは観光客はあまりいかないので、タンロン城だけであれば昼ついてもギリギリ最終のダナン行きの飛行機に間に合うかと思います。
その場合は香港を挟まずハノイの空港に行くこともできるでしょう。ちなみに香港では7時間くらい夜を越さなくてはいけないので、夏でも空港内は寒いので防寒具はあったほうがいいです。ちなみに香港の中心地へは30分くらいでつきますが、真夜中なので香港の街に出てもあまり遊べないでしょう。
タンロン城は広いのですが、1時間もあれば見て回れます。そこから名物料理を食べるなどをして空港に戻りました。ダナンからホイアンへはタクシーで2000~3000円くらいで1時間ほどで着きます。ホテルをホイアンのナイトマーケット近くでとっておけばホテルについてそのままナイトマーケットへ迎えます。大体10時くらいまではナイトマーケットも盛り上がっています。
Day2 ダナン観光-ハノイ
まずはホイアンはナイトマーケットを堪能したので、次の日はダナンの観光スポットへ。ダナンにもいくつか観光スポットがありますが、五行山(マーブルマウンテン)は必見。洞窟内にあるお寺や祠などはとても神秘的です。洞窟内に漏れる光芒も神がかっています。
ただ山ではあるので、全部回るとかなり時間を使います。実はこのままよく見る「手の橋(ゴールデンブリッジ)」があるバーナーヒルズに行こうと思っていたのですが、マーブルマウンテンを回りすぎて体力がなくなったのでマッサージへ行きました。バーナーヒルズもダナン中心地からバスやタクシーで1時間ほどでいけますので、時間的には十分いけます。
ちなみにマッサージは韓国の方がオーナーをしている「Golden lotus Spa Đà Nẵng」へ。韓国人のオーナーが経営していることもあり接客のクオリティはかなり高く、満足度は高かったです。レビュー数もおおく、評価もかなり良かったのですが、それは最後にレビューをお願いされるからっていうのもあるかもしれません。
そこからダナン空港からハノイ空港へ。ハノイのナイトマーケットを堪能しました。このとき次の日にハロン湾へ行きたかったので、ホテルについてすぐホテルでツアーを予約しました。
夜9時過ぎていたのでツアー会社が閉まっていると思っていたのですが、ナイトマーケットにもあるツアー会社は夜遅くまでどこも開いており、そちらのほうが安いので予約は色々巡った方がいいかもしれません。ただツアー内容はちゃんと確認しましょう。
ハノイのナイトマーケットは夜10時を過ぎてもかなり活気づいており、いつぐらいから閉まるのかわかりませんでした。
Day3
ハロン湾ツアーは一日使います。最近は高速道路ができて2時間ほどでハロン湾まで行けるようになったので、ツアーでのお土産屋巡りが無駄と感じる方はタクシーでハロン湾へ向かい、そのままハロン湾だけのツアーに参加しましょう。その場合は安くすみますが、英語での交渉は必要になってきます。
ツアーによって上陸する島やアクティビティはだいぶ変わってきます。ツアーを決める際よく確認して決めましょう。
そして夜にハノイに到着しナイトマーケットで夕飯、そして次の日は香港経由で羽田に帰国しました。今回は香港は5時間ほどの滞在でしたが昼間だったので、香港弾丸街歩きもできました。
変更できるとしたらこのポイント
まずは香港を挟まなくても、タンロン城だけは堪能してダナンへ迎えます。飛行機はハノイとダナン間往復で2万円くらい。ダナンへは特に五行山に興味がない人はゴールデンブリッジがある、バーナーヒルズに向かってみいいかもしれません。
僕は夕方のダナンからハノイの便をとりましたが、1つしかいかない場合はもう少し早くても大丈夫そうです。ダナンには有名なビーチなどもあるので、街ブラをしてみてもいいかもしれませんし、ホイアンを散歩するにもいいかもしれません。ホイアンでは有料で中に入れる古い建物などもあります。
またフォーだけでなくブンチャなどベトナム料理を堪能する旅もいいでしょう。ハノイにはオバマ元大統領も訪れたというブンチャ屋さんがあり、行くとオバマ元大統領の写真も貼ってあります。簡単に言うとハンバーグつけ麺なのですが、人気のある料理なので一度は食べてみたほうがいいです。
香港はどちらかというと夜の街で、百万ドルの夜景やナイトマーケットが有名なので昼間は短時間では何もすることはないのですが、香港ならではの町並みや重慶大厦、モンスターマンションなどもあります。ベトナムに行ったついでに行ってみるもの楽しいですよ。
まとめ
ベトナムは友達や家族はもちろん、ひとり旅初心者にもおすすめできる観光地です。治安もよく物価も安く、英語はどちらにせよツアーやホテルの人にしか通じないので言葉はいりません。
Grabがあればかなり快適にも旅ができるので、配車アプリはトラブル防止の為にも入れておきましょう。