世界一周の際に必要な語学といえばもちろん英語が挙げられます。ただ英語ができる人にもできない人にも、言わせていただきたいのが、英語だけができればいいってものでもないのです。
アジアや中東は地元の人だと英語が使えない人が多いし、ヨーロッパでもスペイン・ポルトガル・イタリアなんかはやはり英語が苦手な国です。そして南米。知っての通り南米はスペイン語で英語が苦手な人が多いです。
もちろん今言った国でも比較的若い人たちは学校で習うのか英語が少しくらい分かる人も多いです。要は日本と同じ状況です。そんな中英語以外も少し使えると旅の幸福度がかなり上がります。
今回は実際に世界一周時に南米に10ヶ月滞在して、さらに2周目にも最後に南米行くほど南米が好きな僕が、これだけあれば旅ができるだろうというスペイン語を教えたいと思います。スペイン語を覚える気のない方の緊急用スペイン語となります。
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スペイン語について
ちょっとここで補足。スペイン語は実は世界で二番目に母国語で喋られている言語となります。そして意外なことに1番スペイン語の母国語者の人口が多い国はアメリカ合衆国となります。
そして世界一周では中南米は人気の大陸ですが、ここではほどん度の国がスペイン語が使われており、ある程度のスペイン語を身につけるのも必須となってきます。
ここである程度の旅に必須のスペイン語を伝えたいと思います。僕は一ヶ月グアテマラでスペイン語学校に行きましたが、ほとんど独学です。ただ南米で沢山の人と喋り、こんな使われ方をしていたとか、これで通じるんだなぁと様々な試行錯誤を繰り返してきました。あとスペインで使われるものはカステリャーノというスペイン語で微妙にラテンのスペイン語とは違いますが、そこまで気にする必要はありません。
これだけでなんとかなるかも旅用スペイン語
とりあえずこれだけ覚えておけば旅はできるだろうというものを上げていきます。
Quiero ir a 〇〇
キエロ イル ア 〇〇
これは便利!「どこどこに行きたい!」という意味のスペイン語です。大抵これでクリアできるほどです。
Tienes 〇〇?
ティエネス 〇〇?
これも「〇〇持ってる?」という聞き方ですが、〇〇に食べ物を入れればレストランで、商品を入れればお店で、Cama(カマ)=ベッドと宿で使えばギリギリ泊まりたいのがわかってくれるという便利ワードです。
Cuanto Vale?
クアント バレ?
クアントクエスタのように長いのは下を噛みそう!「いくらですか」と簡単に聞けるワードです。僕はこれしか使ってません笑
No entiendo
ノ エンティエンド
「わからない=理解できない」という意味です。しゃべるのがめんどくさい時、何を言ってるのかわからない時など多用できます。I don't understandと同じ意味です。
Por favor
ポルファボール
「お願い」という意味でPleaseと同じに使います。〇〇ポルファボールでとりあえずお願いできる便利な言葉です。困ったら単語とポルファボールで押し切りましょう。
後は数字を1から10くらいまで覚えておきましょう。チリなどは金額の桁数が多かったりしますが、なんとなく桁はともかく1から10がわかってればそのうちわかってくるはず。
- Uno(ウノ)=1
- Dos(ドス)=2
- Tres(トレス)=3
- Cuatro(クアトロ)=4
- Cinco(シンコ)=5
- Seis(セイス)=6
- Siete(シエテ)=7
- Ocho(オーチョ)=8
- Nueve(ヌエベ)=9
- Dies(ディエス)=10
これだけ覚えておけばなんとかなるでしょう。気づいた方もいると思いますが、スペイン語は基本ローマ字読みです。なんて読むのかわからない場合はそのまま読んでみましょう。通じます笑
困った時のポルファボール
とりあえず困ったら、ポルファボールを連発してみれば相手もなんとなく察してくれます。旅で困ったら単語とポルファボールの組み合わせで話してみましょう。
さて以上ですが、もう少しだけ知りたい方は下へおすすめください。
もうちょっと覚える気がある方の旅で使えるスペイン語ワード
簡単な挨拶
- Hola(オラ)=こんにちわ。
- Como esta?(コモ エスタ)=ご機嫌いかがですか?Que tal(ケ タル)というのも良く本などで出てきますが、よそよそしいのであまり南米では聞きません。
- Buenos dias(ブエノス ディアス)=おはよう。
- Buenos tardes(ブエノス タルデス)=あんまり使いませんが、お昼のこんちにわという意味です。
- Buenas noches(ブエナス ノーチェス)=こんばんわ。「夜」は女性詞なのでブエナスになります。
- Gracias(グラシアス)=ありがとう。
- De nada(デ ナダ)=どういたしまして。
- Chao(チャオ)=じゃあね。電話やメールなどで使うことが多い。英語のByeと同じ感じです。
- Hasta luego(アスタ ルエゴ)=また後で。
旅中によく使う質問をする時のフレーズ
- Que es?(ケ エス)=なにそれ?Que es 〇〇で、〇〇って何?になります。
- Donde esta ~?(ドンデ エスタ 〇〇)=〇〇はどこにありますか?〇〇に単語入れるだけでOK。ちなみにトイレはBaño(バーニョ)、駅はEstacion(エスタシオン)となります。
- Cuanto vale?(クアント バレ)=いくらですか?Cuant cuesta(クアント クエスタ)が基本だが、覚えにくいのでこればかり使っていた。
- 〇〇 por favor(〇〇 ポルファボール)=〇〇お願いします。ちなみにメニューはMenu(メヌー)だったりCarta(カルタ)だったり国によって違います。La cuenta por favor(ラ クエンタ ポルファボール)でお会計お願いしますとなります。要はプリーズと一緒です。困ったら全て〇〇ポルファボールで乗り切りましょう。
旅中によく聞かれるフレーズ
- Que quieres(ケ キエレス)=何がほしいの?よくお店に行くと聞かれます。
- A donde?(ア ドンデ)=どこへ?もう少し長い文章で来る場合もありますが、ア ドンデと聞かれたらどこに行きたいのか?的な意味で大丈夫です。
- Como te llamas?(コモ テ リャマス)=お名前は?答えは名前だけでもいいですし、soy 〇〇(ソイ 〇〇)=〇〇です。でOKです。
- Como se llama?(コモ セ リャマ)=名前と聞く時やそれをなんて呼ぶのかと聞く時に使います。
- De donde eres?(デ ドンデ エレス)=どこ出身?これはよく聞かれます。ちなみに答えはDe japon(デ ハポン)=「日本から」で正解
宿での会話
宿ではだいたいこんな会話が定型文となっているので覚えておきましょう。言い方は違うことがありますが、単語でなんなく判断しましょう。
受付:Hola! (オラ)こんにちわ
僕:Hola! Tengo una reserva. (オラ! テンゴ ウナ レセルバ)こんにちわ、予約しています。
受付:OK, Como se llama?(OK, コモ セ リャマ)OK お名前は?
僕:Soy 〇〇 (ソイ 〇〇)〇〇です。
受付:〇〇・・・OK, 2 noches no? (〇〇・・・ドス ノーチェス ノ)〇〇ね、2晩ね?
僕:Si(シー) はい
受付:Quieres disayuno? (キエレス ディサユーノ)朝食はいる?
僕:No, Grasias. (ノーグラシアス)いりません
大体ホステルだとこんな感じで進み、この後に宿の説明と部屋の番号を言われます。
宿で役立つ用語
- Cama(カマ)=ベッド
- Habitacion(アビタシオン)=部屋
- Ducha(ドゥチャ)=シャワー
- Mapa(マパ)=地図
- Cambio(カンビオ)=両替
- Taxi(タクシ)=タクシー。タクシーを呼んでほしい時はPuedes llamar un taxi?(プエデス リャマール ウン タクシー)でもいけますが、Taxi ポルファボールでも通じると思います。
- pasaporte(パサポルテ)=パスポート
スペイン語の質問の時によく使われるワード
基本の質問用語を覚えておけばあとはどうにかなるのが旅。ここで覚えておきましょう。
- Que(ケ)=what
- Cuanto(クアント)=How much
- Cuantos(クアントス)=How many
- Cuando(クアンド)=When
- Donde(ドンデ)=Where
- Como(コモ)= How
上記を覚えておけば何を聞かれてるのか大体状況でわかってくると思います。ある程度頭に入れておきましょう。
まとめ
僕はスペイン語を学校で真面目に勉強したわけでも、教えられるほど喋れるわけでもありません。でもにぎやかで人懐こい南米の人たちとコミュニケーションを取るにはスペイン語は必須です。
今回はそんなスペイン語会話の旅でつかえるワードをお話しました。ちゃんと勉強をしたい方は読まないほうがいいかもしれません。ただ全て実際に僕が旅で使ってきたスペイン語たちです。国によって使い方、言い方の違いは多少ありますが、使えると思います。ぜひ使ってみてください。
もっときっちと覚えたい方へ、南米で旅行には困らなくなったほどスペイン語が好きになって独学で身につけた僕が役立ったアプリやSNSをご紹介!英語にも役立ちます!