世界一周などの長期旅行や英語などの語学留学・ワーキングホリデーに行こうと決めて航空券を買ったはいいけど、もちろん他の準備もしなくてはいけません。その中で一番最初に決めなくてはいけないのがバックパックです。
要は旅用のスーツケースですね。そのバックパックによって中に入れる荷物などが決まりますものね。でも旅用のバックはどうやって決めればいいのでしょうか。またおすすめなんかはあるのでしょうか。
今回は世界2周経験者でフィリピンでの英語留学、グアテマラでのスペイン語留学、オーストラリアでのワーキングホリデーを経験した管理人が長期用バックパックの選び方やおすすめをご紹介します!正直これを選べば間違いなし!
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バックパックかスーツケースかの選び方【旅の種類によります】
旅の場合は一言でいうとスーツケース風バックパックがおすすめです!説明します。
短期旅行やあまり移動の必要がない場合は通常のスーツケースでいいと思います。基本的にタクシーなどを使って移動し大きな荷物をもって移動をしないという前提の場合です。
ただバックパッカーの場合はそうは行きません。移動で持ち歩くのを前提をした場合は移動しやすいのがベストな選択になります。そうなるとコロコロ転がせるスーツケースのほうが良さそうなものですが、実はそうでもありません。下にまとめます。
スーツケースのメリット・デメリット
- 表面がしっかりしていて中の物をしっかりと守る
- 移動がキャリー付きのため楽
- 広げて中の物を取り出しやすい
- 形が完全に決まっているため押し込むとき融通が利かない
- キャリーが壊れるとお荷物にしかならない
- 石畳などの床だと余計に移動しにくい
- 空港職員が投げることが多いため実は壊れやすく扱われやすい
つまり移動がタクシーが殆どであまり持って移動しないという前提の留学や長期滞在にはスーツケースがおすすめです。ワーキングホリデーも移動が多いファームジョブなどもありますが、実際にスーツケースできている人が多かったです。
次はバックパックのメリット・デメリットを見ていきましょう。
バックパックのメリット・デメリット
- スーツケースに比べて物は軽い
- 背負うことで両手が空く
- 中のものにも寄るが荷物を押し込めやすい
- 物自体は軽いが背負って移動しなくてはならないので足腰にくる
- 奥のものが取り出しにくい
未舗装などキャリーが転がしにくい道を歩く場合が多い場合はやはりバックパックのほうが向いています。実際旅をしているとバックパックを持って旅をしている人が80%くらいでした。特に海外の方は旅の場合100%バックパックでした。
そんなスーツケースとバックパックを併せ持ったバックが実はあります。基本的に移動はコロコロで足場が悪かったり、汚かったりする場所ではかついで移動できるスグレモノです。
おすすめのバックパックとは
実際に僕が3年間の旅の中で大半を一緒に旅したのが下のバックです。
イーグルクリークスイッチバッグモジュラー26というバッグでスペックは以下の通り
- メイン素材: 表地: 500/420デニールダブルコード
- 留め具の種類: ファスナー
- 原産国:ベトナム
- 表地: 500/420デニールダブルコード
- タテ63cmxヨコ36cmxマチ28cm
- ポケットの数:6(外側4/内側2)
- 重量:3750g
- キャスターを含む全長:66cm
サブバックもついていて合計で69L。メインが50Lくらいでサブバックが19Lだったかな。イランの空港でロストバゲージして空港の人でも見つけられず完全に消失するまで2年半これを使っていました。
少しお値段は貼るのですが、オフロード用のキャリーを持っていて正直インド以外はヨーロッパの石畳も東南アジアの未舗装の道もこのバックを引いていました。キャリーが壊れるとだめになるスーツケースですが、オフロード用ということもありかなり丈夫なキャリーで一度も不具合を起こしたことはありません。
じゃあなんでインドは担いでいたかというと、単純に道が牛のフンだらけで汚かったので地面につけたくなかったからです。
本当に最高のバッグでしたが、もう廃盤になってしまったんです。現行であれば絶対的におすすめだったのですが。
そんなEagleCreekと並んで悩んだものがあります。それがソロツーリストのスイッチバッグです。
ソロツーリストスイッチパック
なぜEagleCreekとソロツーリストのスイッチパックをすすめるかというとキャリーが付いていてなおかつ担げるという利点の他にサブバック付きだからです。
もちろん他にサブバックを持ってもいいのですが、サブバック用リュックでもなかなかついていない嬉しい機能がこれらのサブバックにはついていてそれが
ロックスライダー
です。僕は3年間一度もスリやかばんの中身が抜き取られたことはありません。できるだけこのロックスライダーに鍵をしていたからです。
もちろん100%大丈夫なわけではないのですが、ここに鍵があるだけでスリをする気もなくなります。このような細かいところが嬉しいリュックがなかなかなくて、そうなると一緒にサブバックもついてくるソロツーリスト最強!となります。
サイズの選び方
基本的に旅人に限った話ですが、メインバックとサブバックの2つを持っています。メインバックは45L・55Lが多くたまに60Lの人も見ましたが、ほとんどが45L・55Lのメインバックを使っていました。
サブバックはだいたい20Lから30Lで持ち歩くものにもよります。基本的にメインバッグは拠点においてサブバックで街歩きや周辺を回る感じになります。
ですのでサイズの選び方というよりは45Lか55LのメインバックでOKです。
ソロツーリストの場合も45Lと55Lの2サイズがあります。もしまだバックパックに迷っているなどちらかから選べば後悔はしないです。
そして意外とミスをしがちなのがこのバッグにつける南京錠!実は飛行機にバックパックを乗せる際に気をつけなくてはいけないのがこの南京錠だったりするのです。
バックパックにつける南京錠について
実は飛行機に乗る際に職員によってスーツケースやパックパックの中身を確認されます。その南京錠はTSAマークという物がついた南京錠を使っていないと容赦なく破壊されて到着空港で確認した際は南京錠はついていないという自体になっています。
TSAマークとは
ティーエスエーロックというもので、アメリカ合衆国国土安全保障省の運輸保安庁から認定を受けた、旅具等に備えられた施錠機構の総称です。
このマークがついている南京錠のマスターキーを空港職員が持っているので、この南京錠を使っているとかんたんに中身を確認できロックして戻してくれます。
ただケチって100円ショップなどで売っている南京錠などで鍵をしてしまうと空港についたときに南京錠は綺麗サッパリなくなっていることでしょう。ですので空港で預けるバックパックの鍵は必ずTSAマークがついたものにしましょう。
南京錠のおすすめ
メインバックやサブバックにつける南京錠は4桁のダイヤル式の南京錠がおすすめ。理由は
- 鍵式だと鍵をなくしたときジ・エンド
- ケチって3桁にすると意外に1時間もあれば開けられてしまう
- 4桁になると全ダイヤルを試すのに3日かかる
などの理由があります。ですのでバックパックに付ける南京錠はTSAマーク付きのダイヤル4桁にしましょう。
まとめ
今回は長期の旅で選ぶべきバックパックについてお話しました。まとめると
- コロコロ転がせて担ぐこともできるバックパックを選ぼう
- ソロツーリストのスイッチバックがおすすめ
- サブバック付きのものが好ましい
- 南京錠はTSAマーク付きのダイヤル4桁
です。
実際に一度も壊れたことがなくインド以外はすべてキャリーで移動した僕から言うとこのバックはおすすめできます。イランでロストバゲージしてかつぐタイプのバックパックで旅をしていましたが、やはりキャリーのほうが断然楽でした。
特にバックパッカーはバックパックをかついでなんぼ!という思想の人以外はキャリーバッグがおすすめです。