ひとり旅初心者講座

LCCの香港エクスプレスの機内持ち込みは要注意!間違えると高額追加料金

※この記事はプロモーションを含みます。

香港ディズニーランドが2023年に「アナと雪の女王」をテーマにした新エリアをオープンし、それを目的に香港へ向かう方も増えています。基本的に香港に行こうとする場合はお金持ちでもない限りLCCを選び、その時に選ぶ可能性が高いのは香港エクスプレスというLCCでしょう。

ただ2024年の5月8日に香港エクスプレスで荷物の規定に変更があり、いままで機内持ち込みは他のLCCと同じレベルではあったのですが、より厳しくなり、それを超えてしまうと15000円の追加料金を払うことになりLCCを使ったのに通常便よりチケットの値段が高くなります。

最近はLCCもどんどん機内持ち込みの規制が厳しくなっており、チケットそのものは安くても荷物台をいれると普通のチケットを殆ど変わらないケースも増えてきています。飛行機チケットを探す際によく使うTRIP.comやSkyscannerでチケットを買うと失敗するケースもあります。

今回は実際に香港エクスプレスを機内手荷物規定変更後に使った管理人の実体験を元に、機内荷物についてお話していきます。

香港エクスプレスの荷物の規定は?

香港エクスプレスで航空券を買う際は「香港エクスプレスの公式ページ」で買うと、荷物追加で以下のプランに分かれます。

ポイント

  • ウルトラライト:身の回り品x1のみ
  • ライト:身の回り品x1+機内手荷物x1
  • エッシェンシャル:身の回り品x1+20㎏までの預け入れ荷物x1
  • マックス:機内手荷物x1+32㎏までの預け入れ荷物x1

の4つです。

何より気をつけなければいけないのが「身の回り品」「機内手荷物」という言葉。これの意味は

ポイント

  • 身の回り品:前の座席の下に収納できるもの。サイズは40(縦)×25(横)×20(高さ)cm以内で7kg以下
  • 機内手荷物:56x36x23のサイズのもの

という意味で、サイズは細かくチェックされ、チケットカウンター前にあるサイズを測る専用の枠にいれるように言われ、入らないと追加料金確定です。

飛行機に乗る際チケットカウンターやゲートでサイズを確認されます。そしてオーバーしていると追加料金が現在日本円で約15000円ほどかかります。基本一番安くするとウルトラライトで身の回り品のみとなり、本当にハンドバック程度の荷物しか旅行先に持っていけません。

ライトの機内手荷物をプラスすることで、ハンドバックと身の回り品の2つを機内に持っていけますが、両方の合計で7kgと決まっています。預け入れ荷物というのはチケットカウンターで受け渡す荷物で、これはエッシェンシャルとマックスに付加されています。

でも厳しいのは日本からの出国だけ

管理人は香港エクスプレスを使って、日本から香港へ、香港からハノイ、そしてハノイから香港、香港から東京という形で全て香港エクスプレスを使いました。そしてその際はこちらの記事で紹介したリュック一つだけで行きましたが、

サイズを細かくチェックされたのは日本だけ

でした。サイズも枠に入ればいいのでしっかりと型が出ているものではなく潰せるバッグであれば少しくらいのオーバーでも大丈夫です。管理人のバッグも少しだけオーバーしています。

ただ一眼レフを持っていったので重さは完全オーバーなのですが、カメラは首からかけた状態でしたのでそれはサイズや重さには入らないのはいままでのLCCと同じでした。

その時チケットカウンターの方もおっしゃっていたのですが、

サイズを細かくチェックするのはほぼ日本だけですので、他から出国のときは少し緩いですが、間違っても荷物を2個などに増やさないよう気をつけてください。

と言われました。

まずは他のLCCであればサイズより重さを測られることが多いですが、重さは特に測られず、サイズのみチケットカウンター前のサイズチェック用枠に荷物をいれるよう言われました。これは日本から出国する1回のみで香港でもハノイでも言われませんでした。

そして飛行機にのる搭乗ゲートでも、免税店でなにか買ったのでしょう、荷物を2つ持っている人や荷物が膨れ上がっている人は航空会社スタッフにサイズチェック枠にいれるように指示されていました。これも日本でしたが、2つに増えると日本でなくてもゲート前でチェックされるかもしれません。

Trip.comやSkyscannerなどではライトプランは選べない

そしてもう一つの問題点がこちら。

Trip.comやSkyscannerなど香港エクスプレスHP以外ではライトプランなど選べないプランが有る

ということです。

そのためウルトラライトを選んでしまい、結果追加料金を支払わざるを得ないケースがあります。飛行機のチケットを買い慣れている人は様々な飛行機のチケットの値段比較ができるTrip.comやSkyscannerを使っている人が多いと思いますので注意が必要です。

管理人もヨーロッパのバックパッカーでしょうか。その人が荷物で止められて説明を香港エクスプレスのスタッフにされているのを見かけました。日本以外ではサイズは少し緩いですが、個数や明らかにオーバーな場合は日本でなくても追加料金を請求されます。この香港エクスプレスに限っては「大丈夫だろう」の気持ちを捨てたほうがいいです。

香港へ向かう際は最初から「香港エクスプレスHP」を使って予約しましょう。

2人でいかれる方は1人をウルトラライトチケットにして、1人をエッシェンシャルかマックスにして預け入れを一つにまとめて対応しているケースが多いです。ですので最初からお金を払って余裕のあるものにするか、人数が多い場合はまとめるかが賢い方法かもしれません。

管理人の経験以外にもこんな反応が

この香港エクスプレスの厳しさに頭を抱える人も多かったようでXにも様々な意見で溢れていました。

どの方も厳しくなって嘆いています。また追加料金が半端じゃない金額なので、本当にオーバーをしないように気をつけたほうがいいです。管理人も値段を調べる前は、少し払えば大丈夫だろうと思っていましたが、直前に追加料金が高すぎることを知りサイズが規定内くらいのものにしました。

まとめ

本当に年々LCCの機内持ち込み荷物の規定が厳しくなっていっています。これは世界的なことなのでしょうがないのですが、LCCが結果LCCではない航空券を同じくらいの値段になることがあるので、気をつけましょう。

また基本的にLCCの重さやサイズチェックは、チケットカウンターに行く前にカメラやパソコンを首からかけたり持ったりして、服もできるだけ着ておくという対処法が昔からありましたが、そのうちそれすらも規制されそうですよね。そうなると人による体重でのチケット料金の違いという昔から議論されているところまで行ってしまいしょうな勢いです。

LCCは本当にLCCの料金なのか。単純なチケットの料金だけでなく、すべてを含めた料金で比較することが必要になってきてますますめんどくさくなってきましたが、よく注意して購入しましょう。

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