コロナがもう1年以上猛威をふるっている状況が続いています。以前2020年のオーストラリアのワーキングホリデーはコロナ渦でどうなっているのか。という記事を書きました。
今回はその最新情報です。
ワーキングホリデーはおろか、留学、旅行すらいけないこの状況で今オーストラリアの現状はどうなのか。それらの情報が入ってきたので、公開します。
[outline]
オーストラリアのワーキングホリデーの現状
今現状のオーストラリアのワーキングホリデーでの仕事の状況です。
当たり前のことですが、日本人や韓国人など多くのワーキングホリデーで働いていた人たちは自国に帰っています。その理由はビザの期限が切れて帰ったり、コロナ渦でワーキングホリデーをやっている場合でなく帰ったりと様々です。
そんな状態でオーストラリアでは働き手不足で、通常ほぼコミュニティー限定だった仕事やめったに空きが出ない高時給の仕事が簡単に見つかる状況となっています。
例えば僕がワーキングホリデーをしていたのは5年以上前ですが、そのときはサイトをみても入ってくる情報を聞いても時給24ドルがあればかなりの競争率が激しい仕事でした。
ですが現在ワーキングホリデーをしている友達は基本台湾コミュニティーで仕事の空きが全て埋まってしまうミートファクトリーで働けています。
滅多に日本人は就けない?ミートファクトリー
ミートファクトリーは精肉場で動物を屠殺し解体しパッキングする仕事です。僕の時代はアデレードのチキンファクトリーが有名でした。
今回友達はニューサウスウェールズ州のミートファクトリーの仕事をネットで有ることを友達から教えてもらったようです。時給は27ドル!夜勤もあり夜勤時はもっと上がるようです。
ただコロナの影響で働き手不足で女の子でも必ずパッキングの仕事に就けるわけではないようです。友達も20~30kgくらいの解体された部分を箱詰めをしなくてはならないようです。
ただ箱詰めとはいえ、まだ血がついていて洗わなくてはいけなかったり、たまにまだ動いているものもあるようです。精神的にはキツイかもしれませんが、周りの人は無表情で淡々と作業をしているようです。
ただ他の部署などはやはり臭い、汚い、思い、キツイなどあるようです。朝も3時起きらしいですし。
とはいえ高時給で基本的にはコネなどがないと入れない仕事です。ですのでオーストラリアでワーキングホリデーということを考えると稼ぎやすい状況にあるようです。
シティジョブはどうなっている?
こちらも働き手不足で仕事を見つけやすい状況のようです。シティジョブは夜や休みの日の手当が多いところが多いのでお得感はあります。
やはりカフェやレストランなどお客さんをある程度接客しなくてはいけないところは英語能力は必要ですが、皿洗いなど裏方の仕事の場合はソコまで必要ではありません。友達はシドニー郊外で17ドルの時給でアイスクリーム屋で裏方をやっていました。
僕が働いていたときはメルボルンでレストランの皿洗いで23ドルというものもありました。
ホテルなどのハウスキーピングなどの部屋を綺麗にする仕事はベットメイキングなどを決められた時間内で行い、それをいくつ行えるかみたいな形で報酬が決まるみたいです。歩合と時給の間くらいの間隔ですね。
オーストラリアのコロナ状況
正直今現在オーストラリア以外からワーキングホリデーの為にオーストラリアに入るのは難しいです。ですが一応コロナ状況を。
日本と違ってオーストラリアはコロナの封じ込めにほぼ成功しているようです。ニューサウスウェールズ州という州単位で新規感染者が0のことが多く、政策としても0を目指しているため、少しでも感染者が増えたりクラスターが起こるとすぐに封鎖をして対策を行うようです。こちらは日本から見れる情報でなくオーストラリアにいる友人の体感で話しています。僕は現場の意見が1番参考になると思って旅でも実感しているので。
日本も見習わなくてはいけない行動力ですよね。
たぶん現状でコロナに関して言えば日本よりオーストラリアのほうが安全そうです。ですが国の状況か働きがほぼ帰ってしまいワーキングホリデーの仕事に関しては忙しいことが多いようです。
ここには詳しい情報が逐一更新されています。気になる人は日々チェックしましょう。
ワーキングホリデーでビザが切れてすぐに帰れるものなの?
ワーキングホリデーをしていてセカンドビザ、サードビザを今では取れますが、ビザが切れても国に帰れない状況にある人もいます。フライトも激減しています。
そんな時オーストラリアでも追い出されて、国にも帰れないの?と思ってしまいます。ただオーストラリアもそれに対して対策をしているようでコロナビザと呼ばれるものがあるようです。
正確にはパンデミックビザ。←こちらに詳しい条件と申請ができます。
条件はワーキングホリデービザ保有者については、
セカンドもしくはサードワーキングホリデービザの申請に必要な 3 ヵ月または 6 ヵ月の指定労働を終えておらず、自国に帰国することもできないという方はこの申請は可能なようです。
その他の条件は
- 現在一時ビザ保持者で、申請時にビザ有効期限の28日前を切っている事、または既にビザが失効後28日以内である事。
- ほかに該当するビザのオプションがない
- 有事(Covid-19)における重要産業に関わる就労をすでにしていたり、今後も予定している方、またはそれらのスキルをお持ちの方
- 保持していたビザの条件を遵守している事。
- 滞在中の保険をカバーできる事。
期限は
- 重要産業(農業、医療、高齢者介護もしくは食品加工業)に就労しており、これからもこのセクターで就労予定の方は最長12か月
- 重要産業にて勤務しておらず、自国への帰国が困難な方についてはパンデミックが沈静化するまでという予測のため、最長6か月
となっています。
料金は0円。つまりFREE。
まとめ
現状日本から行くことのできる国も出てきはじめていますが、まだまだ行けない国のほうが多かったり、行ける国も空港があるのはだいたい都市部のため海外渡航が難しい状況にあります。
現状ワーキングホリデーをしている人もパンデミックVISAという救済措置は取られているものの不安に思うとおもいます。
現状や状況をオーストラリアと自国でしっかり把握して最善の行動を取りましょう。