日本からもアクセスしやすい台湾や韓国は週末に思い立って行けるほど近くで旅行しやすいスポットです。年間でも数多くの日本人が台湾や韓国を旅行します。
行きやすい分、韓国や台湾が初めての旅行になる人も多いでしょう。海外旅行って実際に何を持っていけばいいのか、分からない人も多いですよね。特に国や地域によって対策は細かく違ったりします。今回は台湾旅に行く前に準備しておくべきことを実際に最近台湾に行ってきた管理人がお話していきたいと思います。
世界2周した元バックパッカーの現リーマンパッカーである管理人が台湾を旅行する際に必要だと実際に感じた物を台湾の情報と一緒にお伝えします。台湾に行く前に呼んでいただければ準備万端で台湾に赴けます。
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基本台湾情報をまとめてみた
台湾だけではありませんが、海外旅行をする国について調べることは以下の点になります。
- 通貨とレート
- 使える支払い方法
- 言語と英語の通用度
- コンセントのプラグの種類
- スマホのSIM
- 目的地までの移動方法
- 行きたい場所の休日と営業時間
ですのでこれらについてお話していきます。
ただその前に台湾そのものの基本情報をお話しますと、実は台湾は国ではなく中国の一部の地域と正式にはなります。とはいえ国というか人によって台湾を国としている見ている人はたくさんいます。
とても親日な国で東北の大地震の際には、日本より物価が安い国なのに世界で一番多くの支援金を送ってくれたこともかなり有名です。
それでは詳しく説明していきます。
台湾の通貨と現地の支払い方法
台湾で使われているのは台湾独自のニュー台湾元(NT$)です。元レートはこちらで調べられます
基本的に2000・1000・500・200・100元札と50・20・10・5・1元コインがあります。夜市などは1000元以上だとお釣りがなかったりすることがあるのですが、最近は結構1000元で出してもお釣りをくれたりします。
とはいえ基本は細かいお札とコインで現金を持っておきましょう。成田空港などで両替すると1000元になってしまうことが多いです。
ニュー台湾ドルの両替・ATM引き出し
ニュー台湾ドルの手に入れ方は
- 両替
- ATM
のどちらかになります。
両替は成田空港、台湾の空港、しっかりしているホテル、銀行やデパートなどでできます。日本の成田空港でのレートが一番悪いので時間を見てしっかり確保できているようであれば台湾の空港で両替しましょう。
ただ基本的にクレジットカードのキャッシングが一番レートがいいと言われています。
同じくATMからもクレジットカードや国際キャッシュカード、国際デビットカード・プリペイドカードを使って台湾ドルをキャッシングできます。クレジットカード以外は時代によってどんどん変わってきます。今は国際デビットカードが主流のようです。
クレジットカードや他のカードのATMでの引き出し方をまとめると
- カードを入れて言語を選択(英語を選ぼう。台湾は日本語を選択できる所も多い)
- PINコード&パスワードを入れる(順番が最後のこともあります)
- クレジットカードのキャッシングはCredit account、キャッシュカードはSaving Accountを選択
- おろしたい金額を入力
- ATMによって大きい元で出すか細かい金額の元札で出すか選べます
- お金とカードをしっかり取ろう
という流れになります。
台湾現地での支払い方法
台湾では電子マネー化はどんどん進んでいますが、まだまだ現金のみということは多いです。基本は現金払いとなります。その他デパートなどしっかりとしたショップだとクレジットカードやVisa Paywaveも使えます。
ローカルではほぼ現金ですが電子マネーを使えるところも増えてはいます。台湾での電子マネーは
- LINE Pay
- Apple Pay
などですがApple Payはまだまだ汎用性が低いようです。LINE Payは日本のLINE Payでもクレジットカードで支払うようにしていれば使えます。日本の銀行口座からチャージした分は使えないのでご注意してください。とはいえすべてのお店で使えるわけではないので現金は絶対に持ち歩きましょう。
その他日本で言うSuicaのような交通系カードでEasy Card(悠遊カード)というものもあります。こちらは駅で購入でき500元で購入できますが、駅での購入に1000元札は使えないため買うためには細かいお札を持っておく必要があります。
イージーカードは電車・バスなどの交通、お店での商品の購入などに使うことができますが、夜一などの屋台ではまだまだ使えず、なぜか台北から新竹でつかった高速鉄道でも使えませんでした。思ったより使い勝手が良くなかったです。
イージーカードの履歴や残高はこちらのサイトにカード番号をいれ期間を選び不正利用の数字をいれれば見ることもできます。アプリなどもありますが、観光の場合はサイトで見るほうが早いです。
言語と英語の通用度
台湾では中国語が話されています。ただ台湾独特の中国語もあるようで台湾華語とも言われています。Google翻訳などを使う場合は中国語簡体となります。
英語は大きなホテルなどでなくては通じないことが多いです。英語を使おうとするより、親日国だからかアニメ好きが多いのか日本語のほうが通じます。ホテルの方や夜市の屋台などでも日本語で話しかけてくれることも多いので日本にいるみたいに思えてきます。
コンセントのプラグの種類
こちらは日本と同じタイプAとなりますので、変換プラグを持っていく必要はありません。変圧器もPCやスマホやカメラなどほとんどの電化製品の場合必要はありません。
日本のスマホを台湾で使う
基本的に海外でスマホを使うためには、その国で使えるSimを用意する必要があります。旅人にはとても有名なアプリのAiraloなどでネットでe-simを用意するのが一番早いでしょう。クレジットカードで購入でき、飛行機で着いたときからスマホが使えるのでとても便利です。
ただe-SIMは例えばAiraloだと1Gで7ドルくらいですので少し高めです。空港などでSIMカードを買うという方法もあり、3日間で300元ほどです。ただスマホがSIMロック解除されているかどうかを予め確認しておきましょう。
楽天モバイルはそのまま台湾でも使える
ちなみに楽天モバイルの場合は設定をいじるだけで2G無料でそのまま台湾や70カ国でも使えます。設定方法は
- My楽天モバイルアプリの右上の三本線を押す
- 契約プランを押す
- 下にある「国際」の海外ローミング(データ通信)をONに
- 次にスマホ自体の設定アプリへ
- Iphoneの場合は設定→モバイル通信
- SIMの主回線を押す
- データローミングをONに
すれば海外でもそのまま使うことができます。
台湾での移動はUber
台湾での移動方法は電車・メトロ・バスなど公共機関がありますが、細かく移動する場合はタクシーかUberを使うことになります。
日本ではUberは食事宅配サービスですが、基本的に世界ではタクシーGOのような配車アプリとなります。台湾では
- Uber:台湾の主要都市で使える
- 台湾大車隊55688:台湾全土で使える
という2種類の配車アプリがありますが、下のものは台湾の電話番号がないと登録ができないため基本的に使えません。観光であればUberさえあれば大丈夫なのでUberアプリをダウンロードしておきましょう。
Uberの台湾での使い方
アプリを開いて乗車で行き先を指定し、あとはUberドライバーを選んでピックアップしてもらうところまで移動し来てもらうだけで大丈夫です。車種やナンバープレートで自分が読んだ車かどうか判断するのですが、台湾ではUberはナンバーが赤い文字で書いてありわかりやすかったです。
田舎などに行く場合は台湾大車隊55688と提携している大和自動車交通タクシー配車アプリをダウンロードしておきましょう。こちらは日本のアプリで台湾大車隊55688を日本人が台湾で使う場合にこちらアプリで同じように呼べます。
行きたい場所の休日と営業時間
こちらは予め調べておきましょう。せっかく行って休みだったら時間の無駄にもなりますし残念です。例えば故宮博物院などは日曜日が休みだったりします。
まとめ
今回は台湾に行く前に準備しておくべきことをお話しました。基本旅行はパスポートとお金さえあればなんとかなります。
とはいえ旅を快適にするためにスマホを使えるようにしたり、アプリをダウンロードすることはとても重要です。とりあえず行ってしまうという行き当たりばったりの旅も面白いですが、そういゆうのは時間があるバックパッカー向きの旅となります。
しっかりと準備して台湾旅行を楽しみましょう。