インドの北にあるラダック地方を観光するにはレーという街が中心地になります。今回はラダック観光で滞在することになるレーの街と周辺の観光スポットについてお話していきます。ヌブラ渓谷やパンゴン湖やゴンパめぐりなどおすすめをご紹介。
ちなみにベストシーズンと言われる6~9月での朝、夜は肌寒く、ヌブラ渓谷やパンゴン湖のツアーに参加する場合は正直寒いので必ず防寒着を用意したほうがいいと思います。
土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 |
+22° | +21° | +21° | +22° | +22° | +21° |
+16° | +15° | +14° | +16° | +16° | +14° |
世界2周した元バックパッカーの管理人がサラリーマンに戻ってから旅した情報をお届け、ツアーだけでは知ることのできないお話をしていきます。レーの街の予習ならこの記事を読めばバッチリです。
インドやレーに行くに当たっての準備ならこちらの記事⇒インド・ラダック地方のサラリーマン旅!観光最新情報と注意点
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ラダック観光の中心レー
ラダックはインドの中でも山奥にあるため物価は高めです。ただインド中心部のガツガツしたしつこさや治安の悪さなどは感じられない素晴らしい街でした。ついインドにいることを忘れてしまうほど。
とはいえやっぱりインド。レーに滞在するに当たって次のことを頭においておきましょう。
- インドでも物価は高め、でも値段交渉はしよう
- 空港からのタクシーは値下げ交渉意味無し、値段が決まっている
- 基本中心地はメインストリート
- 高山病対策は必須
- 羽織るもの必須、パンゴン湖へいくならライトダウンおすすめ
- 近場の観光はバイクレンタルで
- ヌブラ渓谷やパンゴン湖へは許可証を習得しなくてはいけない
- 乾燥が酷いので、乾燥に強い人でもリップクリーム、日焼け止め推奨
- 日曜日の昼間にシーク派のミサが流れる、ほかはイスラムのアザーンらしい
空港からレーの街へのアクセス、高山病対策、バイクレンタル、許可証、SIM購入についてはこちらの記事で書いています。インドでは結構電話番号を聞かれることが多いので持っておいたほうがいいでしょう。⇒インド・ラダック地方のサラリーマン旅!観光最新情報と注意点
レーのおすすめ宿
まずは空港からレーについたら宿選びです。レーは観光地なためたくさんのホテルやゲストハウス、安宿、ホームステイなどがあります。ここで一つ注意点ですが、
いくつかの宿はBooking.comなどで予め予約してしまうと高くつくことがあります。
ですのである程度宿をピックアップしておいて、レーについたら実際に回って宿を選びましょう。基本的にツアーで一緒だった人たちや僕自身も宿を2つ滞在しましたが、ベストシーズンだと
- Wifiは基本的にレーの街であれば問題なく使える
- 夜は寒いからかホットシャワー完備なところ多い
基本僕の宿選びの基本となっている上記2つは整っているところが多かったです。その中で僕のおすすめが
Babu Guest Houseがおすすめ
シングルルーム、プライベートバス&トイレで900ルピーです。少し高めですがすぐにメインストリートで色々な場所にアクセスしやすくWifiもサクサク、ホットシャワーもありオーナーさんも様々な情報をくれる親切な人でした。
ただランドリーサービスはないので街で頼むか自分でする必要があります。アジアはagoda、ヨーロッパなどはBooking.comと聞きますが、一応2つとも見ておきましょう。
ツアー会社はメインストリートを中心に多数あり
ツアー会社はメインストリート中心にたくさんあります。その中から幾つか周って決めるのがいいと思いますが、有名なところがありますので紹介します。
ツアーはAncient Tracksがおすすめ
ここで許可証(パーミッション)を習得し、ヌブラ渓谷とパンゴン湖の2泊3日のセットツアーも申し込みました。パーミッションは朝に預けて昼間には取れてました。
ツアーの方は一つの車をドライバー付きでチャーターし参加者で割り勘する感じです。ツアー自体は21050ルピーで僕のときは5人参加だったため1人4240ルピーでした。
こちらは人にもよるのですが、女性のスタッフの方は親切で申し込んだ昼くらいに、電話で今のところ何人だよという報告もくれました。多分値段自体はそんなにどこも変わらないと思うので安心感が持てるところで申し込んだほうがいいでしょう。
ヌブラ渓谷とパンゴン湖のツアー詳細と注意すべきことはこちら
メインストリートを中心としたお役立ちスポット
レーを街歩きするときはメインストリートを中心として考えると簡単です。メインストリートにはWifi完備のレストランやカフェ、古着屋やツアー会社、キヨスクのようなショップなど様々なお店があり観光客だけでなく地元の人が買い物をしている姿もよく見かけます。
ATMはメインストリートを中心にいたるところにあります。また両替屋もツアー会社がやっていたりメインストリートでできるので問題はないでしょう。
支払いはやはり現金かPayTM、グーグルペイが主で外国人観光客は現金オンリーしか選択肢はないかと思います。都会の方はVISApaywaveやクレジットカードも使えるところが増えてきているので将来的に使えるようになるかもしれませんね。
チベタン料理に舌鼓?おすすめレストラン
メインストリートを外れたところにあるおすすめのレストランが
- ラマユルレストラン
- チベタンキッチン
の2つ。バックパッカーだと少し値段が高めのレストランですが、種類も色々揃っていて美味しいチベット料理を試したい場合はおすすめします。
ランドリーサービスは意外と少ない
めんどくさがりの僕は洗濯はランドリーで頼んでしまうのですが、たくさんあると言われて見つけられたのが4つ。その中で朝も早めからやっていて値段も全部聞いたわけではないけど安めだったおすすめのレーの街でのランドリーが
ここの隣りにある小さなランドリーです。この通りにもう一つモスク側にありますが、そこより安かったです。
メインじゃない?じゃない方マーケット
ここらへんは主に生活雑貨品を扱ったマーケットになっています。道を一本外れると地元の人しか行かなそうなカフェというよりチャイ屋やロティ屋などがあり面白いです。メインストリートからレーゲート側への道の一歩はいったところにあるのですぐアクセスできます。
空港へのバスはこちらからレーゲート
写真にバスが写っていると思いますが、レーゲートのメインストリート側の端にバス乗り場があり、ここからSkalzangling行きのバスに乗ると空港に大体20分かからないくらいで行けます。
空港の入り口がしょぼくて降りる場所を見逃しそうになるので、レーについた時に覚えておくか、逐一運転手か乗客に聞くのがいいでしょう。
レー周辺のメイン観光スポット
レーの街でのメインスポットと言えば
- レーパレス
- Tsemo Maitreya Temple ツェモゴンパ
- Shanti Stupa シャンティストゥーパ
となると思います。
レーパレス
メインストリートからもしっかりと見えるレーパレス。ここが一番人気ではないかと思います。ここへの街からの行き方ですが、JAMA MASJID IMAMIYAの右側の狭くて急な最短距離があるというので探してみたのですが、見つかりませんでした。すぐ諦めたのですが。
なのでレーパレスパーキングへの車の行き方をグーグルマップで調べてその通りに行きました。
王宮ですがお堂があるだけで王宮らしさはあまりありませんでした。入場料は100ルピーくらいだった気がします。
レーパレスの上にあるツェモゴンパ
ここはレーパレスから上に見えるゴンパです。レーパレスから下の写真の右側に獣道のような道筋があるのですが、崖に見えるこれを登って行けます。それが最短。
正直中はゴンパに興味がない限り見る必要もないかなぁと思いました。建物の上に行けるだけで、あとはお堂があるくらいだったので。駐車場からの景色やゴンパの姿が綺麗でした。
日本人が建てたシャンティストゥーパ
日本の僧侶が建てた比較的新しい仏塔です。行き方は歩くと結構時間がかかるのでバイクなどをレンタルしたほうがいいでしょう。僕は歩いて行ってしまいましたが1~1.5時間くらいでメインストリートから行けます。ほぼ一本道なので迷うことはないと思います。
入場料は50ルピーくらいだったかかかった気がしますが景色がきれいなので行く勝ちはあるかもしれません。入り口には日本語も
レーでお酒を買いたい
インドは実はウイスキーの消費量が世界一とのことで意外にもお酒がよく飲まれています。とはいえインドの古い考えではお酒は悪いことという考えがあるからかレーでは酒屋は一店舗しか見つかりませんでした。それがここらへん
こういった看板があります。
見た感じビール・ウイスキー・ラムを売っている感じで常に人がひっきりなしにいるので、負けずに店員に欲しい物をリクエストしましょう。値段はこんな感じ
ビールなどを飲みたくなったらここへいきましょう。ここでしか見なかったお酒も結構ありました。
まとめ
レーの街を中心にお役立ち情報を載せてみました。レーは物価は高いもののインドじゃないと思うくらい人がいい方が多いので居心地はかなりいいです。
ただ見る物自体は少ないので、近場の街や観光スポットに行くのが目的の滞在地になるでしょう。ラダック地方のラマユルやアルチ、ヌブラ渓谷とパンゴン湖ツアーなどについても書いていきますので、そちらも合わせて御覧ください。