ウイスキーといえばスコットランドやアメリカ・アイルランドなどをまず一番に思いつく方が多いですが、最近はこの前こちらのブログでもご紹介したインドのウイスキーやイスラエル・台湾などのウイスキーも世界的な賞を獲るようになってきました。
今回はその新世界ウイスキーの筆頭・KAVALAN（カバラン）ウイスキーの蒸留所に見学へ行ってきたので、KAVALAN蒸留所への行き方やレポート、蒸留所限定ウイスキーなどお土産のお話をさせていただきます。
世界2周した元バックパッカーの現リーマンパッカーが、世界中の紅茶やウイスキーなどお酒の蒸留所などを周りご紹介していきます。ツアーに参加しなくても行ける方法や旅の小技などをご紹介！
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KAVALAN（カバラン）蒸留所はどこにある？蒸留所への行き方
まずKAVALAN蒸留所は台湾の宜蘭という場所にあります。みなさんが降り立つであろう台北からは電車やバスで約1時間の場所となります。台湾では宜蘭はイーランと発音すれば通じますので電車やバスを聞く際はイーランと言いましょう。
電車で行くかバスで行くか
台北から宜蘭へ行くには電車かバスの選択に迫られます。電車でもバスでも宜蘭駅周辺にバスステーションがあるため宜蘭駅に着きます。時間は
- 電車：1時間半から2時間ほど（218元）
- バス：1時間ほど（140元）
となりますので正直バスのほうがおすすめです。バスの場合は台北のバスセンターから1571番のバスに乗れば宜蘭まで直行で行ってくれます。バスセンターは台北の地下鉄の市政府駅のすぐ近くになります。
交通渋滞が気になりますが、日曜日の午前中だったのでスムーズに移動できました。通勤時間などと重なる場合は電車のほうが早く着くと仰っている方もいらっしゃいます。電車の場合は台北駅より台中方面行きで一本でいけます。
宜蘭駅からKAVALAN蒸留所へ
ここはバスかタクシーになるのですが、宜蘭駅の前に沢山タクシーがいるのでタクシーで向かいましょう。「カバラン」や「カバランウイスキー」といえば通じます。大体300元ほどでKAVALAN蒸留所に着きます。
ただKAVALAN蒸留所から宜蘭駅へはUberを探してもなく、タクシーもよほど運が良くない限り見つからないので、蒸留所のお土産屋さんにタクシーを呼んでもらいましょう。帰りも300～350元ほどで宜蘭駅まで戻れます。
KAVALAN蒸留所見学は予約が必要か
KAVALAN蒸留所はツアーに参加したい場合はこちらより予約可能です。ただ見学は予約をせずとも無料で自由にできます。
中に入ると鼻一杯にウイスキーと樽の匂いが広がります。中には樽やウイスキーを造る過程やカバランウイスキーの歴史などが展示してあります。
また、ガラス越しにポットスチルなどの施設の設備や貯蔵庫なども見学可能。
カバランは樽を縦にして蒸留するみたいですね。縦置きはパラタイズ式といってパレットを敷いて樽を載せていくためフォークリフトなどで移動しやすくスペース活用もできるといった貯蔵方法です。短期熟成に向いているようで、そうなるとカバランウイスキーがパラタイズ式なのも納得です。
KAVALAN蒸留所の試飲と蒸留所限定ウイスキーボトルなどお土産
KAVALANは最近できたためか見学者が見学しやすいように広々と作られており、試飲スペースやショップなども広く見やすくなっています。それぞれ説明していきます。
KAVALAN蒸留所での試飲
まずは試飲スペースはなぜか1Fと2F両方にあります。おそらく飲める種類が違うのかもしれません。1Fでは600元で
- トリプルシェリーカスク
- ポディウム
- ソリストヴィーニョバリック
- ソリストポートカスク
の4種類のウイスキーを試飲できました。200元で1杯だけの試飲もできます。
日本語の説明チラシもあってとても快適でした。
次に2Fの試飲スペースはカフェの奥にあります。
奥側の両方にブースがありますが、片方は自分でブレンドできるオリジナルボトル作成ブースでもう一つが試飲スペースになります。試飲スペースは両ブースの真ん中にあるバーにて支払いを済ませます。
ここでは、ほぼすべてのカバランウイスキーを試すことができます。
おすすめは蒸留所限定ウイスキー3種類（ラムカスク・マデイラカスク・ピート）飲み比べのDisillery Reserve Seriesセット800元です。
ラムカスクは元々南国感があるカバランウイスキーを更にフルーツ感がプラスされスルスルとのめてしまいます。マデイラはワインの風味が広がる果汁感、ピートは南国感にちょうどいいピートが合わさり刺激がちょうどいいウイスキーでした。
これらは蒸留所限定ウイスキーボトルのためここでしか買えません。さらにラムカスクは人気なのか朝一にはあったのに試飲して買おうと戻ったら売り切れていました。できるだけ早めに蒸留所限定ボトルは買いましょう。
KAVALAN蒸留所のショップ
KAVALAN蒸留所のお土産屋は広々としてウイスキーやミニボトル、アパレル、なぜかラーメンなども売っていました。台湾では中々使いづらいクレジットカードやVISAPayWAVEなども使えます。
蒸留所限定ボトルシリーズ（300ml）のマデイラカスクとピート。このときラムカスクが売り切れていました。ラムカスクは銀色ケースです。カバラン蒸留所HPでも確認できます。
他にもお土産に最適なポットスチルボトルや200mlミニボトル、50ml試験管ボトルシリーズがあります。
アパレルもこんな感じです。スコットランドでもブルイックラディやラガーブーリンなどのショップがアパレルに力を入れている感じでした。
メルカリなんかでは時折、蒸留所限定ボトルもでてたりするのでチェックしてみるのもいいかもしれません。
まとめ
今回は台湾が誇る世界的に有名なウイスキー・カバランの蒸留所への行き方や見学をレポートしました。日本人も多く有名な観光スポットとなっており、見学や買い物もとてもし易い見学者に配慮された作りになっていました。
台北からは電車やバスで宜蘭駅まで向かい、そこからタクシーで向かいましょう。帰りはお土産ショップの定員さんにタクシーを呼んでもらえますので、頼んでみましょう。
蒸留所限定ウイスキーは売り切れることがあるので、見つけたら即買っておきましょう。せっかく台湾まで行って買えなかったらかなりショックです。
ちなみにカバランウイスキーは種類がたくさんありますが簡単にまとめると
カバランウイスキーシリーズまとめ
- カバランクラシック：KAVALAN蒸留所の代表ウイスキー。まずはこれから
- ディスティラリーセレクト：クラシックの廉価版
- コンサートマスター：ポートやシェリーカスクフィニッシュのブレンド
- ソリスト：カスクストレングスの様々なカスクウイスキー
- カスクユニオン：同種の樽をブレンドしたシリーズ。トリプルシェリーカスクで世界的に有名に
です。一言で説明しているので大体そのような物という認識でお願いします。お土産の際の参考にしてください。
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