普段リュックを使う方は多いと思いますが、常に最高のリュックを探してしまうと思います。特にカメラを持ち歩く方やバックパッカー、会社や学校に通勤通学用としても毎日使う方などは使いやすくおしゃれなものを探しているでしょう。
そんな中でカメラを持ち歩くリーマンバックパッカーである僕も最高のバッグを常に探しています。今回はその中でも気になった「無重力バッグ」で有名なABLE CARRYという香港のメーカーのものをレビューしていきます。
実際に購入し、普段の通勤や旅行に使ってみた感想を、元世界2周したバックパッカーで現在もリーマンバックパッカーで休みに海外に行ってしまう管理人がお話していきます。是非とも参考になればと思います。
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Able CarryのDaily Plusを選んだ理由
僕はいくつかあるAble CarryのバッグからDaily Plusを選びました。その理由としては
- 旅行にサブバックとしてや日常用の小型のリュックがほしかった
- とはいえ小さすぎるのはNG
- 旅行にも行くので防水や防犯がある程度ほしい
- 自立をしてくれるバッグ
- 歳も歳なので、できるだけ背中通気や肩への食い込みなど負担が少ないもの
という観点から最適なものがDaily Plusだと思ったからです。
少し値段が安いDaily BackPackも値段が少し安く悩んだのですが、旅行中心に考えていたため生地が防水が強く、止水ジップになっているDaily Plusにしました。
とはいえMax Backpackも悩んだのですが、値段がお高いのとサイズが以前こちらでご紹介した最高のカメラバッグPGYTECH OneMo2とかぶるため、同じようなものは2ついらないと却下。
Able Carry Daily Plusのスペック
Daily Plusのスペックとしては
- メインポケット対応PC・タブレットサイズ:最大16インチPC、11インチのiPad
- 素材: X-Pac
- 容量:約21L
- 重量: 約1210g
- 寸法: 約 高さ49 x 幅29 x 奥行19 cm
- サイドポケットx2、背面ポケットx1、メイン内小ポケットx5
細かく見ていきましょう。
外見と機能
背面は肉厚のクッションで背中に優しく、大きな溝で背中に熱がこもりづらく汗もかきにくいのを実感しました。実際に歩き回ると今までのバッグと違い背中だけが熱くなってくることがなかったです。
ショルダーも肉厚でしっかりしており肩に食い込むことなく重さを感じにくくなっている。背面が微妙に歪曲しているのが、重さがうまく分散し、一箇所に負荷がかからないようになっているのが無重力バッグといわれる所以でしょう。
またショルダーにある取り外しも可能な補助バンドをくっつけると、さらに荷物の重さを感じづらく軽くなったような感覚を感じます。
また生地全体もしっかりしていて型崩れがほぼおこらないで形をしっかり保ってくれ、止水ジップも中の物を雨から守ってくれるので安心ですが、こちらはまだ1ヶ月以上使っていて雨に見舞われることがないため実測はできてないです。
PCやタブレットポケット有りのメイン
メインは今まで45Lのバッグを使ってきたので、少し小さく感じます。背中側にポケットが3つありノートPC、タブレット、あとはスマホなどが入る薄型ポケットとなっています。実は両脇に細長いペン用のポケットも4つあります。
表側には小ポケットが一つがあるメインは以前こちらでご紹介した最高のカメラバッグPGYTECH OneMo2のサブバッグがすぽっり入るのが最高でした。(サイドに傘やペットボトルを入れると入りません)
アクセスしやすいサイトポケット
サイドには大きく分けて2つのポケットがあります。どちらも同じ側についているので、カバンを降ろさなくても手を一つ抜くだけでアクセスできるようになっています。
一つはペットボトルや折りたたみ傘などが入る縦長のポケット。ポケットが内側にあるため、使ってもボテッとすることがなくスタイリッシュな外見を保ちます。ですがその反面、メインの容量が圧迫され狭くなりますのでご注意。ただ元々21Lでたくさん持ち歩く前提ではないはずなのでいいのかなと思います。
もう一つのサイドポケットは中にジッパーのポケットが一つ、スリットポケットが一つあり、さらに鍵などをつけておくカラビナ付きバンドも配備されています。イヤフォンや充電器などをアクセスしやすいこちらのポケットに入れておくと便利です。
その他のポイント
その他にも嬉しいギミックがあります。背中側には薄いポケットが有り、パスポートや財布などを入れておくのに最適です。担いでいれば他人からスられにくい場所で、必要なときにもアクセスし易い場所なので貴重品を入れておきましょう。
またメインの背中側の上に隠しジップがあり中に書類など薄いものなら入れることができます。バックパッカー風に考えるとパスポートの写しやお金を分散して入れておく場所にもなります。またその隠しポケットの中にさらに小さい隠しポケットが有り、エアタグなどを隠し入れておけます。多分それ用のポケットでしょう。
また外見の様々な場所にループがあり、色々なものをくくりつけられるようになっていますのでカメラの三脚や自転車用ロックやカラビナなどをかけておけます。
どこで購入できるか
ABLE CARRYは香港のカバンメーカーのためどこでも買えるわけではありません。基本的にはABLE CARRYの公式HPで買えます。
とはいえタイミングによっては楽天やYahoo・Amazonにでていることもあり、中古や新古品になりますがメルカリでも比較的安い値段で買うこともできます。とはいえ偽物のようなものもあるのでご注意ください。
ただ公式HPで買うと14日間のお試し期間があり、合わない場合は無料で返品可能で、さらに期間によっておまけで5000円くらいのポーチが付いてくることもあります。
実際使ってみての感想
今回は1ヶ月日常使いに、また出張や台湾への旅行のサブバッグとしても使ってみました。その結果として上に上げた期待と結果をお伝えしていきます。
期待
- 旅行にサブバックとしてや日常用の小型のリュックがほしかった
- とはいえ小さすぎるのはNG
- 旅行にも行くので防水や防犯がある程度ほしい
- 自立をしてくれるバッグ
- 歳も歳なので、できるだけ背中通気や肩への食い込みなど負担が少ないもの
現実
- 少し容量が少なく感じた
- 防犯面はオールオッケー
- 雨はまだわからない
- 自立をしてくれるため扱いやすい
- 流石に重いものを入れて3、4時間歩き回るときつい
という感じでした。詳しく説明していきます。
まずは容量についてですが、旅行や出張では今までが45L容量を使っていたため、やはり小さく感じました。またメインの入り口もガッと広げにくく大きめのものの出し入れが少し不便でした。とはいえ日常では21Lもあれば十分で持ち歩きやすく、快適なバッグです。ノマドワーカーや通勤・通学などには100%おすすめできます。
防犯面については止水ジップは少し固く開けにくくのが功を奏し、さらにサイドに寄せることでループにジッパーをくぐらせることで開けにくくすることもできます。またジップそのものについているループに鍵をつけることもできます。基本防犯は見た目で面倒くさそうと思わせることなのでバッチリです。
雨については運がいいのか大雨に振られていないためわかりません、ただ小雨程度であれば全く染み込むこともなく中のものもぜんぜん大丈夫でした。
作りがしっかりしているためバッグ自体が自立します。これは旅行で以外に助かる機能でクシャッとおいておくより、すぐにアクセスできるため自立している方が扱いやすいです。
無重力バッグとはいえ、中に大量のカタログや書類を入れて展示会を歩き回っていたら、流石に肩が痛くなってきました。とはいえ前のカバンに比べ肩が痛くなるのも遅く、重さも肩だけでなく体全体に分散しているのがわかるほど使いやすい快適なリュックでした。
まとめ
今回はずっと気になっていたバックパックであるAble Carry Daily Plusについてレビューをお伝えしました。
実際に荷物が少ない方であればこのバッグで間違いないでしょう。
- 軽くて
- 肩への負担が軽減され
- サイドポケットがアクサスしやすく
- PCやタブレットなどの専用ポケット
- 貴重品入れ
などの機能が優れています。これまで使っていた1万円くらいのバッグとは比べ物になりませんでした。以前ご紹介したPGYTECH OneMo2はカメラバッグではあるので単純に比較は難しいですが、カメラとカメラ機材を両方入れないのであればAble Carry Daily Plusのほうが持ち歩きやすいです。