南アジア有数の都市であるインド・バンガロール(ベンガルール)。標高920mのところにあるビッグシティであるバンガロールは日本人にとっても住みやすいと言われる都市です。かなりの都会で日本が協力して作った地下鉄は時間通りに動き、人々もデリーやバラナシと違いガツガツとしていません。
そんなバンガロールですが、ウイスキー好きであれば誰もが知るインドのシングルモルトウイスキーであるアムルットの蒸留所があることでも有名です。今やインドのシングルモルトウイスキーもアムルットをはじめ、ポールジョン、インドリなど多数世界的に評価が高いものが生み出されています。
今回はそんなインドにシングルモルトウイスキーありと知らしめたアムルット蒸留所を求めてバンガロールを旅した記録です。
ですが、結果アムルット蒸留所見学に失敗しました。
またバンガロールはニルギリという紅茶の生産地に近くついでにお茶探しもしてみました。通常のバンガロールのおすすめ宿やスポットなどはこちらへ
⇒バンガロールの歩き方!おすすめの宿・スポット・治安【基本情報】
世界2周した元バックパッカーである管理人がツアー旅行などでは得られない情報を自分の足で探し出し発信していきます。
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アムルット蒸留所の見学について
アムルット蒸留所はバンガロールの外れにあり、メトロで最終駅Kengerim駅まで行ってから2km程先にあります。
アムルット蒸留所の見学ツアーは公式HPで申し込みができます。⇒https://www.amrutdistilleries.com/distillery.php
ただ事前に調べた情報でお酒関係の仕事をしているインポーター以外で蒸留所見学できたという情報はあまり見かけませんでした。もちろん0ではありませんでしたが、殆が申し込んでもメールが返ってこないというものでした。
僕も実際申し込みましたがメールは返ってきませんでした。申し込むと確認メールが届き、そこには
日程が満杯の場合は受け付けられず、申込完了確認メールを返しません
ということが書いてあったので、そういゆうことだと思います。基本的に水曜日と土曜日しかツアーを開催していないので僕はその日意外アプライをしませんでした。でも他にアムルット蒸留所の見学について情報が少なすぎることを考えると人数が少なすぎても無視するのでは?と若干昔インドを旅して嫌な思いを多数した僕は勘ぐってしまいます。
「インド人は言っても駄目、動くまで言い続けなくてはいけない」昔インドを旅したときにお金持ちのインド人が言っていた言葉です。
とはいえ蒸留所限定のボトルやショップもないっぽいのでそこまで頑張る気もせず諦めました。アムルット蒸留所見学についてまとめると
アムルット蒸留所情報
- できるだけ早めに予約
- 詳細メールが来なかったらキャンセルという意味
- 個人で見学したという情報はあまりない
- バンガロールから地下鉄と少しの移動でいける
という感じです。今回は大した情報を出せず申し訳ございません。
バンガロールの有名酒屋「Tonique」と空港免税店
アムルット蒸留所以外のウイスキー情報をまとめていきます。バンガロールでのおすすめの酒屋さんと空港免税店はどんな様子だったのか、詳しくお話していきます。
バンガロールの酒屋
アムルット蒸留所にはいけなかったので酒屋を幾つか回りましたが、ここバンガロールには有名な大きな酒屋があります。それが「Tonique」。バンガロール市内にも幾つかあり、その一つであるCubbon Park駅の近くのToniqueに行ってきました。
中は様々な種類のお酒が陳列されており圧巻です。
天雀なんてウイスキーはじめてみましたが、日本のウイスキーのようです。
ランボルギーニのウイスキー
ポールジョンのミトゥナ。世界で3番めにすばらしいウイスキーらしい。ポールジョンの蒸留所もいってみたい。
バンガロールに来た際はぜひとも覗いてみることをおすすめできる酒屋さんです。バンガロールの中心地であるマジェスティックバス乗り場のまわりにも少し大きな酒屋があります。
場所はここらへんです。
店内はこんなかんじ
店名は忘れてしまいましたが、英語があまり通じませんでした。
インドの地ウイスキーはサトウキビの残り汁で作っていたようで、ほぼラムのようなものだったそうですが、元イギリスの植民地ということもありウイスキーが根付き今ではウイスキー消費量No1だそうです。
そんなインドにはインドで瓶詰めはするのでインドウイスキーになるものの、スコットランドで作られたものがおおくあります。
このBlack&White、100Pipers、Black Dogはよく見ました。スコッチですが、インド瓶詰めのウイスキーです。インドで瓶詰めすることで税金を少なくする目的があるのだとか。味はどれも安いウイスキーなものの悪くはなかったです。
空港の免税店でのウイスキー
もちろんバンガロールの空港の免税店にもウイスキーはおいてあります。珍しいものといえば
特別なアムルット35万円ほど。
また嘘か本当かわかりませんが、ポールジョンには空港免税店限定品があるとのことでした。ポールジョンのペドロヒメネスとオロロソ熟成の2本。とりあえず購入してみました。
最近買いすぎていてまだ飲めてはいないのですが、シェリー系は冬が美味しそうです。ポールジョン自体は非常に美味しいシングルモルトウイスキーをつくる蒸留所なので期待しています。
他にもインドリというシングルモルトウイスキーもあり、低価格で美味しいウイスキーが作られ世界的にも認められているインドのウイスキーは勢がすごいですね。
メルカリなんかでは過去の限定品などもあることがあるのでチェックしてみてもいいかもしれません。
バンガロールにもあるお茶専門店「SAN.CHA」
インドにしてもイギリスにしても良いウイスキーがあるところに良い紅茶文化という形なんでしょうか。バンガロールだけにあるわけではありませんが、インドの国賓への贈呈用紅茶を選定している紅茶鑑定士サンジャイ・カプール氏のが創設したブランドでインド国首相から他国の皇族、大統領、首相へ国賓贈答品として贈られている有名な高級お茶ブランドです。
バンガロールでの場所はここ
ここでは気になった紅茶のテイスティングもできます。僕はニルギリとダージリン、カングラバレーというのをテイスティングしました。
ニルギリは冬摘みのものでカイルベッタ茶園のものはルピシアさんで毎年買っているのですが、こちらは茶園はわからないとのことでした。ただやはり甘みを感じつつスッキリとした感じはさすがニルギリの冬摘み。素晴らしすぎて購入。そしてダージリン。アッサムを飲み続け、ここでSANCHA厳選のダージリンは感動してしまって買ってしまいました。セカンドフラッシュなのですが、こちらも茶園はわからないとのこと。
このカングラバレー、初めて飲みましたが青々とした緑茶のような風味があるスッキリとした紅茶でした。また硬水と軟水では感じ方は変わるかもしれませんが。
インドの物価を考えるとかなり高級な紅茶ですが、ニルギリとダージリンを購入してどちらも100gで1700ルピー。どちらも3000円くらいなので日本でちゃんとした紅茶を買うことを考えれば同じくらいか少し安いくらいか。
お茶好きであれば是非ともよるべきお茶屋さんです。
まとめ
今回はバンガロールのウイスキー情報と紅茶情報をお届けしました。アムルット蒸留所の見学は一般ではなかなか難しいかもしれませんが、予約が一杯でメールを来なかったと考えると早めに予約をしたほうが良いでしょう。
またバンガロールに寄った際はお酒好きであればToniqueにはぜひとも寄ってみましょう。掘り出し物があるわけではありませんが、そこらの店では買えないものまでおいてあります。
空港はポールジョンの空港限定Verがあるとの空港職員の話でした。ただインド人の話は話半分くらいで聞いておかないといけないので嘘かもしれません。
ウイスキー旅はこちらへ⇒ウイスキー旅
アッサム紅茶についてはこちらの記事へ